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むかし、むかしの映画です。 [Oldies Music]

ペンタスを調べていたら英名が「エジプシャン・スター・フラワー」と言うそうです。
そこで昔の映画を思い出しました。(殆ど忘れていましたが。笑)

「撃墜王アフリカの星」、題名からもわかる様に戦争映画です。
1957年、西独(現在は統一しています)の映画ですので、
知っている方は少ないかも知れません。というより居ないかもしれません。

どんな場面でこの曲が流れてきたかも忘れましたが、
曲名は「アフリカの星のボレロ」。
映画の内容も殆ど忘れました。

映画が先か、曲が先か、今では記憶が定かではないのですが、
20才前に観た映画には間違いないようです。
勿論、その頃たくさんあったTVの映画番組でです。
定かではありませんが、深夜映画だったかも知れません。

「さよなら、さよなら」、の淀川長治さんの「日曜洋画劇場」を始め、
多くの映画番組がありました。
今のようにレンタル・ビデオ(DVD)などはない時代に、
沢山の映画を見ることが出来ました。

ビーチボーイズやビートルズ、そしてロックを聴いてた頃に、
ボレロというリズムが新鮮に感じたのかも知れませんが、
このメロディは何年たっても忘れることは出来ません。
水野晴郎さんの言葉を借りれば、いや~、映画もそうですが、映画音楽もいいもんですね。

ギターソロのところが特に好きです。

USA for Africa [Oldies Music]

昨日の夕刊を見ていると「あすは何の日」の欄に
【ウィ アー ザ ワールド録音】という記事が載っていました。

いまさら説明するまでもありませんが、
当時深刻化していたアフリカの飢餓救済のため、
USA for Africa(United Support of Artists for Africa)の名の下に
アメリカのミュージシャンが集まり、
チャリティ・ソング ウィ アー ザ ワールド(We Are The World)を録音しました。
1985年1月28日のことです。
もう何回も観ている(聴いている)とは思いますが(私もそうです)、
曲を聴きながら続きを読んで頂けたらと思います。

曲名;We Are The World
作詞・作曲:マイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作
プロデュース:クインシー・ジョーンズ(指揮)
usa3.jpg


レコーディングはアメリカン・ミュージック・アワードの授賞式終了後、
ハリウッドのA&Mスタジオで行われました。
マイケル・ジャクソンは式を欠席してレコーディングの準備を、ライオネル・リッチーは司会者、
シンディ・ローパー、ティナ・ターナーは歌ったりと、多くのアーティストが
アメリカン・ミュージック・アワードの授賞式から直行したそうです。

レコーディングの模様はビデオ化されて全世界で販売、
トレーナーやTシャツなどのグッツも販売されて、
印税は全てアフリカの飢餓と貧困層解消のために寄付されています。
勿論、ミュージシャンたちも無償でした。

今年1月に発生したハイチ地震による被災者支援のために、
クインシー・ジョーンズとライオネル・リッチーが再レコーディングを計画しているようで、
25周年にあたる1月28日を予定していたようですが、多くのアーティストの参加を募るため、
2月1日に開催される第52回グラミー賞授賞式後に行うようです。
マイケル・ジャクソンが生きていたら、
きっと名を連ねていたことでしょう。

キャロル・キング [Oldies Music]

新聞を読んでいたら「キャロル・キングとジェームス・テイラーのコンサート」という
「意外」な広告が目に飛び込んできたので、キャロル・キングのホームページを見てみると、
2010年に「TROUBADOUR REUNION」というワールドツアーの記事が載っていました。
「叙情詩人の再結成」とでも訳すのでしょうか、
二人ともアメリカを代表するシンガーソングライターで,
キングは1942年2月、テイラーは 1948年3月生まれです。

「意外」と思ったのは組み合わせではなくて、歳の事です。
テイラーは ともかくキングは今年68歳になります。
まだまだ現役で頑張っているんですね。
ミュージシャンには歳は関係ないですね。
そして後でわかったことですが、2007年と2008年に日本でコンサートを開いていたんです。
ぜんぜん知りませんでした。キャロル・キングさん、ゴメンナサイ。

それでは今回の1曲です。
まずは聴いてみてください。


Tilel: The Loco-Motion
Artist: Little Eva
Words & Music: Gerry Goffin and Carole King

[るんるん]Come On Baby, Do The Loco-motion.
どうでしょうか、聴いた事があると思います。
去年後半にから携帯電話のテレビコマーシャルで流れていたのは,
アメリカのロック・グループ、グランド・ファンク・レイルロードです。
1974年にカバーして全米1位になっています。
オリギナルの1962年にリリースしたリトル・エバも、
勿論大ヒット、全米1位になっています。
LittleEva.jpg

キングはハイスクール時代に先輩である、あのニール・セダカから作曲を学び、
クイーンズ・カレッジに進んでゴフィンと知り合い、コンビを組みます。
このカレッジにはプロとして活動し始めていたポール・サイモンがいて、
アドバイスを受けていたようです。

ニール・セダカの大ヒット曲に、「おお!キャロル」(Oh! Carol)がありますが、
キャロルはキングのことだという話は有名ですね。
(返歌として「おおニール」を後に発表しています)
当時、そんなことは知る由もなかったですが。

キングは何枚かのレコードを出しますがヒットせず、出産もあって歌手活動を休止して、
曲作りに専念します。そして....。
1960年代に入るとゴフィン&キングのコンビは次々とヒット曲を生み出します。
60年終わり頃に「Will You Love Me Tomorrow」が大ヒット、
61年には全米1位に輝きます。
歌ったのはガール・グループ、ザ・シュレルス(The Shirelles )です。
この曲のヒットの後、多くのガール・グループが世に出てくるようになります。

「ロコモーション」は予定していた歌手が歌えなくなったので、歌い手を探していたところ、
ゴフィン&キング夫婦の所でべビー・シッターとして働いていた
エバ・ボイド(リトル・エバの本名)に白羽の矢が当たり、そして大当たりしたのです。

おやじギャグの入ったところで、
そのころのガール・グループ、ザ・シフォンズのカバーをよかったら聴いてください。
ザ・シフォンズにはカーペンタースがカバーした「One Fine Day」のヒット曲があります。


ヒット曲の誕生には思いがけないドラマがあるもんですね。
まだまだ書き足りない事が沢山あるのですが、
長くなりますのでこの辺でお開きとさせて頂きます。

グランド・ファンク・レイルロードの昔よく聴いていた曲がアップされていたので、
よかったらお聴きください。
Grand Fank Railroad - We're American Band 1973年 (音量に注意してください)


枯葉ーAutumn Leaves [Oldies Music]

久しぶりの音楽の話題です。
季節柄、この一曲を選びました。
曲名:「枯葉」 Autumn Leaves
歌手:ナット・キング・コール(Nat King Cole 1919-1965)

ナット・キング・コールはジャズのピアニストとして活動し、
1939年にはピアノ、ギター、ベースのトリオを結成します。
その間に艶のある声を買われて歌手としても活動するようになります。

1950年、モナ・リザ(Mona Lisa)が大ヒット、
その後、トゥー・ヤング(Too Young),スタンダード曲のスターダスト(Stardust)、
テレビ・ドラマの主題歌ルート66「(Get Your Kicks On) Route 66」など、
50年代から60年中頃まで、数多くの名曲を残しました。

時は流れて1991年、娘が父に贈るトリビュート作品が誕生します。
アンフォゲッタブル/ナタリー・コール
UNFORGETTABLE WITH LOVE/NATALIE COLE
UNFORGETTABLE.jpg

1992年のグラミー賞で最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞など7部門を獲得して、
全世界で1,400万枚のセールスを記録しました。

ナット・キング・コールが「枯葉」を歌ったのは1953年、半世紀以上も前のことです。
このブログを読んでいただいている若い方は、
「ナッキンコール」(当時のファンはこう呼んでいました。)の歌声を聴いたことが無い方が多いと思いますが、娘のナタリーがしっかりと受け継いでいるようです。

ここからはジャズの話題を少しだけ。
興味の無い方はスルーして、いつもの花の写真をご覧下さい。

今回、記事に載せるためにYouTubeで探していたら大変懐かしいものを見つけました。
Jazzを聴きはじめた頃、FM放送で流れていて、後にレコードを買っていたと思います。
サムシン・エルス(Somethin' Else )の確かA面の一曲目に入っていたAutumn Leavesは、
その後、多くのジャズ・ミュージシャンが演奏していまが、
印象が強烈過ぎて、私にとっては忘れられない一曲となっています。
宜しかったら聴いてみて下さい。


話が長くなりそうなのでこの辺で止めて、
今週始めに行った公園の写真をご覧下さい。写真をクリックすると拡大します [るんるん]
クマシデの木の紅葉。
IMG_2469b.jpg

山茶花のようですが.....。
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ススキが風に揺れていました。
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前に撮ったことがありましたが、名前わすれました。ゴメンナサイ。
【追記】 ビラサンカ。 空兵ーSさん、有難うございました。
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菊のようですが、花がフサフサです。
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パンジー。
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わが家のまわりでもよく見かけます。
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いろんな色があります。
IMG_2522b.jpg

サングラスを掛けてひげを生やしているように見えるのは、私だけ.....。
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小さい黄色のはなです。
IMG_2530b.jpg

こちらも小さなはなですが名前はわかりません。
IMG_2525b.jpg


遅れていた回りの紅葉もそろそろ終わりが近づいているようです。
次回は石神井公園の紅葉をお届けしようと思います。乗り遅れないうちに。

音楽 -What A Wonderful World [Oldies Music]

Music:What A Wonderful World
Artist:Louis Armstrong
1968年1月1日にシングル・リリース
What A Wonderful World_.jpg

作詞・作曲は
ボブ・シール(Bob Thiele)とジョージ・デヴィッド・ワイス(George David Weiss)
この曲ではGeorge Douglasのペン・ネームを使ったボブ・シールは、ベトナム戦争を憂い、
平和を願って書いたと言われています。

邦題 「この素晴らしき世界」。 どこかで聴いたメロディだと思います。


緑の木々、赤いバラ
全てが、僕と君のために咲いているんだ
そして私は思う、なんて素晴らしい世界だと

青い空、白い雲
輝き祝福された昼間、 暗い神聖な夜
そして私は思う、なんて素晴らしい世界だと

七色の虹、空に美しく架かり
そしてまた、通り過ぎる人々の上にも
友達同士が握手を交し、「元気かい」と言う
本当は「愛しているよ」と言っているんだ

赤ちゃんの泣き声、成長するのを見守ります
多くのことを学んでいくでしょう、私が知らないことまでも
そして私は思う、なんて素晴らしい世界だと

そして私は思う、なんて素晴らしい世界だと

オー イェー
...............by stone-9

1987年の映画 「グッドモーニング, ベトナム」の中で使われてリバイバル・ヒットしたり、
日本ではTVコマーシャル(数社)にも使われ、国内外の多くのアーティストによって
カバーされているのでご存知の方は多いと思います。
Good-Morning,-Vietnam.jpg

主演のロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)は
1988年 ゴールデングローブ賞 で主演男優賞を受賞しています。

サッチモの愛称で慕われたルイ・アームストロング(Louis Daniel Armstrong)が、
この曲を歌ったのは66才の時でした。それまでの素晴らしい活躍は省略しますが、
コルネット、トランペット奏者としてスタートし、プレーヤーとしても一流のサッチモは、
音楽のジャンルを超えて、様々な温かみのある演奏を聴かせてくれます。

最後に、
ルイ・アームストロングはベトナム戦争の終結をみることなく、
1971年7月6日に亡くなっています。(生まれは1901年8月4日とされています)
この曲の発表から40年余り経ちますが、未だに世界のどこかでは紛争が起きています。
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